2008年8月31日日曜日

映画業界への転職事情をご存知ですか?

先日、映画業界で宣伝やPRをしている方とお会いした。
そこで、映画業界の転職事情について
貴重な話を聞きました。

実際、映画業界と言うのは、非常にクローズな世界らしい。
新卒も少人数、アルバイトを大量採用して、
その実践の場で叩きあがってきた者だけが
映画業界で生き続けることができるという業界らしい。

他業種からの転職をしてくる人も少なく、
実際ほとんどが業界内部での転職だという。
出版業界にとても似ている構成だが、
映画業界は、少しだけ変わってきている。

それはお金の出資元だ。
雑誌業界は、そこまで創刊するのに莫大な費用がかかるわけではない。
しかし、映画ともなると、億単位のお金が必要となってくる。
少なくとも、数千万円の費用がかかってくるのだ。

その結果、だんだんと映画業界は衰退していったのだが、
お金のあるスポンサー企業がだんだんと進出し初めて行った。
その結果、映画業界にも、そのスポンサー会社から、
管理職として人が流れるようになっていったようだ。

また外郭的な位置にあったWeb制作会社なども、
PRという立場から、映画の製作に携わり始めた。

そして決定的なのが、
ファンドだ。
XX製作委員会という形で、お金を出し合って
映画を作る体制が一般的になってきたために、
もともと映画にかかわらない会社が数多く
進出し始めたのだ。
IMJなどはその典型だろう。

では、そんな映画業界への転職方法は?

それは映画にかかわる職種に入り込むのが最初の一歩。
そして、業界の人間との絆を強め、
製作委員会が出来た段階で、
映画の製作にかかわるしかない。
あとは金融系として入り込む。
最近のファンドで、映画製作ファンドというものが
出来ている。
そこの管理者として、映画に携わり、
それを元に、プロデューサーとしての位置を築くのが
ひとつの手法といえるだろう。

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