2008年11月30日日曜日

学歴は転職活動に関係する?

人材紹介業をしていると、たまに聞かれます。
転職の際に、学歴が関係するか?と。

もちろん、基本的には、学歴と転職は大きな関係があります。

関係するのは、2点です。
 1.社内の学閥
 2.高学歴

1.社内学閥について
よくある社長が法政大学出身だから、
法政大学出身者は採用されやすい、とか。
そういった話です。
これは、企業における縁みたいなものですから、
この会社は、この大学がいいなんて話は、
友人や人材紹介会社の人などから
情報収集しましょう。

2.高学歴
地頭のいい人間は採用しても、その後の研修が楽。
ということを妄信的に捉えている人事、経営者がいます。
そのため、地頭がいい人間を取りたがるのですが、
地頭がいいを判断する基準として、学歴を
捉えている人も多いです。
「学歴が良い=地頭がいい」
この方程式は必ず成り立つわけではないですが、
そう考える人が多いのでしょう。
とはいえ、東大と京大、慶応、早稲田などの
間では、そんなに差はないです。
明治大学、立教大学、青山大学、中央大学などと
東大が比べられた場合に、差が出てくる可能性はありますが。

転職のときにも引きづられていく学歴。
高校時代にはしっかり勉強をしておくことが
大事だとされるところでしょうか。

とはいえ、学歴だけじゃなく、
もちろん、経歴や経験がモノを言うのが転職ですからね。

2008年11月28日金曜日

転職面接はプレゼンと同じ。資料があると有利!!

人材紹介のお仕事で、転職の面接に付き添っていると、
自分の強みを説明して欲しいのにまったく触れない人がいる。

もちろん、経歴書、職務経歴書、エントリーシートには、
あれをやった、これをこうしたってことが書いてある。

しかし、これだけではなく、面接者の声が欲しい。
自分に声で、自分の強みを言えるという自信が欲しいのです。

だから、面接のときは、
1.自分は○○と○○と○○が得意。
2.だから、こういうプロジェクトをこなせた。
3.今後はこういうのに活かしていきたい。

こういうロジックで説明をしてくれると
とってもわかりやすいと思っている。

その上で、スキルをちゃんと説明するための資料があれば、
さらにGood!!

だって、声に出せて、資料にまとめられて・・・
ほら、素敵なプレゼンみたいになるでしょ!!

だから、転職面接は、おっと、プレゼンは、準備が必要なんです。

2008年11月26日水曜日

気になる!一般的な・・・転職活動を始める理由

みなさん。みなさんの転職活動をはじめた理由は
なんでしょうか?

ちょっと色々聞いて見たところ、
主にあがった回答は以下のものでした。
・タイミングを見て、転職しようと思っていたから
・年齢を考えると、転職できる最後のチャンスだと思ったから
・上司、仕事が嫌だから。

では、上記の理由を上げた人が
転職をするのに、どんなやり方をしたのか。
1.転職サイトを利用する
2.人材紹介会社を利用する
3.フリーペーパーを見る

転職サイトを利用する理由は、
やはり、リクナビで簡単に仕事を探せるっていう
のが大きいみたいですね。

次に、なぜ紹介会社を利用しようと
思ったのかですが、
もともと紹介サービスを知っていたので、
利用しようと思っていた、って回答が
多かったですね。

フリーペーパーを利用する理由は、
自由に暇な時間に読めるから、って
回答が多かったです。

転職については、みなさん、
いろいろと考えるところが多いようですね。

2008年11月24日月曜日

人気の「ITコンサルタント、プロジェクトマネージャー」。この職種の年収は?

SE、エンジニア、Webディレクターの方、あなたは将来、
どういった職種につきたいですか?
起業して、社長。それとも、出世して役員?

一部の方は、現場でもっと頑張りたいと思うはず。
そんな方がだいたい着く職種が、
ITコンサルタント、プロジェクトマネージャーといったところでしょうか。

ITコンサルタント、プロジェクトマネージャーといった職種は、
正直、企業ごとに、その業務内容、役割の差が大きい職業です。
しかし、この職業。結構高給年俸の職種なんです。

より上流工程(事業戦略、IT戦略立案など)での
仕事となるため、
年収は、500万円以上の人が、89%を占めています。
この職種の人の多くは、
すでに、30~40代の方が多いため、
この年収にも納得される方も多いでしょう。
700万円以上の方でも、33%を越えているため、
このポジションに到達できれば、
ひとつの成功と言えるかもしれませんね。

■どうやってなればいいか?
もし、早い段階で、そのポジションに着きたいのであれば、
大きな流れとしては、パッケージ・ERP関連での
経験、開発をすることをオススメします。
経験年数が5~8年くらいの方が、
リーダー、チーフから昇格して、
マネージャーとして辣腕をふるうことができるように
なるかと思います。

そこから、3年も経てば、転職市場でも
ひっぱりだこの人材になれると思いますよ!!

2008年11月22日土曜日

ホンキの営業マンなら必見!!「人脈の赤本」

久しぶりに感動しました。これぞ、人脈構成術!!
全米のカリスマセールスマンが書いた人脈構築の本。
『人脈の赤本』って本があるのですが、これはすごい。
転職の面接でも、この手法は使えるなって思いましたね。



こんなフレーズがある。
「つながりを作る目的は良いつながりを作ることだ。
 しかも、好意的なものにしなければならない。」
これって、ひとつひとつの面接を
きっちり好印象で終わらせろって考え方です。

また、
「自分に関心を示して欲しいと思う前に、
 相手に心からの関心を示す」
こんなフレーズも、とっても素晴らしいです。
そもそも、自分に脚光を浴びたければ、
企業の情報をしっかり調べること。
これって、とっても大事なことですよね。

また、共通点を早く見つけなさい!ってことを
説いたりしています。
これも、転職の面接での
勝つ秘訣の一つで、
どれだけ、人事担当者と共通の話題を
持てるか。
ここに大きなポイントがあると思います。

そういう点で、この本は非常に優れている
ビジネス書だなって思いました。

ぜひ1度読んでみて下さい!!

2008年11月19日水曜日

どうしても働きたい会社へは、アルバイトで転職!?が転職のヒケツ

パナソニックの三洋買収が最近ニュースに上がっていましたね。
そこで、今日は、このパナソニックの買収にちなんで、
パナソニックに入社したい26歳の男性からの相談です。

約1時間ほど、切々と、
どうしてもパナソニックに入りたかった話をされました。
もちろん、何度も入社試験を受けているらしいのですが、
なかなか採用されなくて・・・なんて話をもらいました。

皆さんなら、どうお話しますか?
諦めたほうがいいって話をされますか。

事情を聞いたところ、お父様が早くに亡くなられたのですが、
その方がお勤めになられていて、
お父様と同じ仕事をしてみたいという想いがあるようです。

僕はこの方にオススメしたのは、
アルバイトで入社してはどうか?って話です。

実は、昨今、厚生労働省は
非正社員の正社員雇用を企業に推し進めています。
官庁からの御達しです。
大企業ほど、積極的に話を受け入れます。
ユニクロなどは、さっそくこれを進めた例もあります。

2008年夏に行われた企業400社向けのアンケートでも、
約75%の企業が、非正社員の正社員化を進めると
回答しております。

この状況下ですから、どうしても入りたい企業が
あるのであれば、まずはアルバイトで
就職してみるのを進めています。
その中で、上長との人間関係を
進めていって、正社員として
雇用してもらう。

これはひとつの手法だと思います。
出版社なども同じで、この手法が
実際効く業界です。
最初は、アルバイト、契約でもいいから入社して、
その実力を企業にみてもらって
本採用をしてもらう。

本当に入りたい企業があるのであれば、
ぜひ、試してみて下さいね!!

2008年11月18日火曜日

3年間同じ仕事をするのが常識??

25歳の女性と話をしていて、どんな仕事をしているかを
聞いてみました。
結構面白い仕事をしているなぁ~って傍からは感じられるような
仕事をしている女性です。
オークションサイトの企画運営。
こういう仕事って、あこがれる人多いんですよって
話をしたら、彼女はため息混じりに話をしてくれました。

ITって苦手なんですよね、お客様の
直接の顔が見られないんで・・・

そこで、なぜ、そこまで同じ仕事を
続けようと思うのですか?っと聞いてみた。

聞いてみた感想としては、
3年間は同じ仕事を続けていないと
キャリアとしてみられないでしょう。

彼女の言うことはもっともです。
常識的です。

しかし、彼女の場合、まったくのキャリアチェンジになります。
リアル系のビジネスをしたいという
お話をされているのですから。

キャリアチェンジをするのであれば、
むしろ、若い方が武器になります。
というのも、年齢を経てしまうと、
なかなか下働きはしてくれない・・と
人事側が勝手に思いこんでしまうからです。
また、若い方がパワーがあるので、
採用されやすくもなります。
(もちろん、お給料も安く済みますしね)

そんな話をすると、
でも・・・
と彼女は、言葉を切ってしまいました。

そうなんです。
今までの価値観や見方では、仰る通りなのですから、
間違っていません。
ただ、時流が大きく変わってきている時代。
この時代で、どのようにうまく
思考をまとめていくことができるか。
動いて行くことができるか。

そこが大きなポイントになるのではないかと思います。
しかし、仕事の悩みって、本当に様々ですよね。

2008年11月12日水曜日

エルピック(LPIC)で、転職を有利にするエンジニア

IT業界では、無料のオープンソースを利用した
サイト製作、環境構築が、今や大流行。

中でも、サーバ系のLinuxについては、
今後も、大きな需要のある分野。

実は、LPIC(エルピック)は、
そんなLinux技術者のレベルを標準化してくれる資格。
今、少しずつ、この資格の需要はあがっている。

Linux技術者認定試験であるLPICは、
ここ数年は年間約2.3万人のペースで
資格保有者が増加。
非常に人気が高い資格となっています。

LPICのレベルは3段階。
それぞれ2つの試験に合格することで取得でき、
レベル1はシステムアーキテクチャやインストール、
Unixのコマンド、TCP/IPなどがその範囲。
レベル2は、カーネル、起動のカスタマイズ、
Webサービスやメールの設定などがあります。
レベル3は、認証やトラブルシューティング、
キャパシティプランニングなどのスキルが試されます。

試験勉強は、自分で実際にダウンロードして
機能を試せるため、比較的安い価格で学ぶことができるはず。

この資格であれば、レベル2を持っていれば、
十分、現場でも通じるはず!!

IT系エンジニアの皆さん、
以下URLから受けてみませんか?
http://it.prometric-jp.com/

無期限の資格ですよ!!

2008年11月9日日曜日

今こそ・・外資系企業に転職するために英語学習を徹底!!

たまたま先日、とても優秀な企画担当者と話をする機会があった。
お話を聞いていて、企画・マーケティングの知識も
たくさんお持ちのようだったが、それ以上に感じたのは、
強い、フットワークの軽い行動力。

その方、元々は中小企業の商品開発室勤務だったとか。
ところが、リストラや不況の関係で、
急遽営業部へ異動が決定。ところが、営業を3ヶ月もすると
とてもモチベーションを持たせることができなくなって
きたのだとか。

そこで、転職をするために、英会話を学べる学校として、
ベルリッツに通ったそうだ。
偉いのは、ベルリッツに通いながら、きちんと仕事を
し続けて、仕事と勉強を両立させたこと。

これを元に、外資系企業の企画職への転職を決めたのだとか。

この間、約3年間かかったという。
かけた費用は、約200万円くらいだったとか。
積極的に海外旅行にも行って、自身の語学を
試してみたりもしたからだとか。

英語を学ぶって言っても
最近の人は会社を辞めて、とか、
会社からお金をもらって・・・とか。
甘えのみえる人が多いような気がする。

しかし、この方のようにしっかりとした
目標意識を持って取り組んでこそ、
外資系企業のマーケティング職への転職が
かなったのではないでしょうか。
こういう人は、転職がゴールではないと
わかっているから、さらに優秀だなって
思いますけどね。

英語を学んだり、行動したり・・・
とにかく、これが大事なことだと思います。

2008年11月6日木曜日

プライベートを大事にしたいから、転職するのもありです!

プライベートの時間をたくさん取りたい。
みなさん、そう思うでしょう。
ですが、なかなか仕事が多くて、、、
そうなんです、このプライベートの時間を多く取るために、
転職をする人もいるんです。

そういう転職もいいと思います。
自分のキャリアプランの前に、
常に先にあるべきだと思うのはライフプランです。

そのライフプランとして、
プライベートの時間を多めに取るのは
大切なことだと思います。

では、プライベートの時間をたくさん取れる
仕事っていうのは、何があるのでしょうか。
大枠で言うと、
年収は少し少なめな仕事にはなるでしょう。
もちろん、企業によっては、早い時間での
退社をマストとする企業もあります。

しかし一般的に言うと、
そうでもないなっと思っています。

やはり、年俸についての優先度が低くすると、
かなりプライベートの時間を優先させた
仕事探しができるようになってきます。

また、立地も結構大きなポイントです。
たとえば、お台場などの交通機関が限られる場所での
勤務では、
比較的早い時間に会社から帰ることができるようです。
(もちろん一般論ですが)

プライベートのため・・・ということは、
ここの時間を優先させるのだから、
他は少し我慢しようと考えたくないのであれば、
そういう仕事を探し続けるしかないのですが、
若いうちは、さすがに難しいと思います。

逆に働くチャンスを逸してしまうので、
何を優先させるかをきっちり考えて、
3ヶ月前後で転職活動を終わらせるようにしましょう。

2008年11月3日月曜日

社内SEが人気の転職先となるわけ。

一時期、社内SEというと、3軍というイメージがあった。
外注先でまともに働けるSE、すなわち、
外に出しても恥ずかしくない一人前というイメージが
あったからだ。

しかし、昨今では、このイメージはまるっと
消えているようだ。逆に社内SEはとても
人気の職種となっている。

社内SEが人気を集める理由として、
1.システム構築の『受注側』から、社内SEという『発注側』になってみたい
2.1つのシステムの完了までに携わることができる
3.決まった人間関係の中で仕事ができる
この辺のようだ。

確かに有能なSEは増えている。
そして、その有能なSEは社内での仕事を頑張ることで、
いい商品を自社向けに開発して、
お金を生む。自社媒体としても、
これらが生き始めているわけです。

ちょっと気になりますよね。社内SEって。

2008年11月2日日曜日

ロジカルシンキングを学べる流行の本で転職を成功させる!

ロジカルシンキングが、ビジネス界では
大流行ですよね。
常に、ロジカル思考ができる社員は求められます。
これは、考え方が統一しやすいため、
会社としても便利な上に、
企画提案などをする際には、
ロジカルな説明が求められるからです。

転職でも、ロジカルシンキングは大事です。
自分にとって、何がいいのか。
何が「幸せの転職」なのか。
それをきっちり見定められるので、
とても素晴らしいと思っています。

ところで、そのロジカルシンキングは、
どのようにして磨けばよいのでしょうか。

今、人気の書籍を読めば、そこに鍵はあると思います。

たとえば、
1.マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック
2.勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力

やはり、マッキンゼーという企業が大きくなったのは、
このロジカルシンキング、特に、
フレームワークというカタハメ的な思考が
大きいと思います。
なぜなら、思考の時間が短縮される上に、整理がされるからです。
その結果、意思決定が早い。
それがマッキンゼーの強さの秘訣かもしれません。

また、
定量分析実践講座という本も、素晴らしいです。

ディシジョンツリー、リアルオプションの考え方は
数学的な要素もありますが、
これは分析手法の定番です。
身につけることで、よりロジカルな頭が構成されるでしょう。

もちろん、ケーススタディとして
実際のビジネスに関して自分で考えるトレーニングをしなければ、
身にはならないでしょうが、
分析のパターンを覚えると、
マーケティング部などで、
会話をする方法が増えます!!
共通言語が増えるため、コミュニケーションを
より取りやすくなるはずです。

しっかりと身につけて、ロジカルな転職活動。
これも成功の法則だと思います。