2009年3月20日金曜日

日本の転職未経験者に贈る!IT業界のこんな会社は応募しない方が・・

年収をとにかくUPさせたい。
先日、20代前半の若者の
面接をしたときに、彼が真剣に語ってくれた言葉でした。
結婚をしたい女性がいるからだそうだ。

だから、IT業界に行きたいんです。

その真剣さには、心を揺さぶるものがありました。

ご存知のとおり、
IT業界といえば、確かにイメージ、年収は高いという
部分があります。若い人でも、400~500万円くらい
もらっている方も多くみかけます。

しかし、IT業界といっても、全部が全部そうではないです。
そこで、今回は年収という枠で区切って、
IT業界未経験の方に、年収が低くなりそうな会社について
お話いたします。

1.受注開発だけの会社は比較的年収が低い
   - 実力勝負の開発業界。とはいえ、開発だけでは
    売上は立ちません。
    営業マンもそこそこ数のいる会社の方が
    年収は上がりやすいです。

2.コンテンツ企画の会社は比較的年収が低い
   - コンテンツ企画会社は、企画が勝負。
    しかし、企画はなかなかカタチにするまで
    時間がかかります。
   - したがって、売上が立たず、年収が上がりにくいです。

3.利益率の低いWeb系広告代理店は比較的年収が低い
   - 自社媒体を持たず、とにかく広告を販売する会社も
    利益率が低いため、年収が上がりにくいです
   - 売上で考えると、大きいのですが、広告代理店の
    マージンは10~20%。100万円売っても、20万円の
    粗利では厳しいものがあります。

ただ、大手だから、いいという考え方も危険です。

今や、Web業界でも、やはり大きい企業、
Yahoo!や楽天、アマゾンなどは
給与の見直しなどを行って、
高い給与帯を構成しています。
それは優秀な人材が他に流出しないためです。

逆にインデックスやサイバードなどの大手でも、
会社経営の基盤が変わり始めているせいもあり、
給与帯はあまり以前と変わっていません。

大手だから・・・とか、
そういうことを考えずに、
事業のビジネスモデルから売上・利益について
しっかり考えてみましょう。

0 件のコメント: