2009年1月11日日曜日

老舗人材紹介会社の経営者が語る!2009年の転職状況

転職活動中の皆さんにとっては、
2009年の転職状況って、実際どうなのか、
気になりますよね。

一般的に、本当に転職は難しいのか、できるのか。

そこで、人材紹介業を10年近くやっている経営者の方に、
2009年の転職状況を伺ってきました。

Q.実際、今の転職状況はどうですか?
A.正直、良くはないです。
  ただ、我侭を言えない状況だと、転職活動者が
  わかってくれたので、若干好転しているのが、
  今の状況です。

Q.具体的には?
A.本来であれば、1ヶ月も経たずに転職できるような人が、
  こだわりにこだわって応募しないということがあったのです。
  しかし、今は割りとすんなり応募してくれるようになりました。

Q.では、2009年は見通しが明るいのですか?
A.そうでもないですね。こういう状況なのは3月までで
  それ以降に来る転職活動者は、結構難しいかもしれません。

Q.スキルの問題ですか?
A.それだけではありません。
  スキルもさることながら、時間が経てば経つほど
  企業の事業展開力が落ちてきて、採用が止まる可能性があります。
  特に決算になって、初めて企業の状況を見直す
  経営者は中小企業に多いため、中小企業の経営者が
  採用を止めてしまう可能性があります。

Q.こうなると、出戻り転職の方が楽ですか?
A.うまくいく可能性があります。
  その人の能力を把握している人が管理職になっている
  可能性が高いからです。
  ただ、企業自体が収益を出せていないと意味はないですが。

Q.2009年の人材業はどうなっていくのでしょうか。
A.求人広告のマーケットは低下するでしょう。
  しかし、採用がなくなるわけではないので、
  成果報酬型のWeb媒体がより強化されていくはずです。
  人材紹介業も、成果の金額を下げないとやっていけない
  でしょうからね。ただ、全体的には、
  企業の需要が減るので下がり目になるとは思います。

2009年の転職活動は3月を目処に猛ダッシュをかけたほうが
良さそうだと感じますね。

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